
コロナウィルスによって英語の重要度がますます上がっています。
例えば、製造業ではリスク分散のために今後工場を世界に分散させようという会社も出てきています。
「海外クライアントも増えていきそうだし、勉強をはじめてみようかな」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私自身が英語の家庭教師を行っていた経験をもとに、初心者の人に向いた学習のはじめ方や教材をご紹介します。
この記事の信憑性
- 英語圏生活歴3年以上
- TOEIC900点
- 英語家庭教師経験あり
この記事を読むメリット
- 英語の勉強の始め方がわかる
- レベルに合ったおすすめの教材がわかる
- モテる
この記事を読んでほしい人
- 英語の勉強をどこからスタートするかわからない人
- どのレベルの教材を選べばいいかわからない人
- 教材が多すぎて選べない人
- 英語を喋れるようになってモテたい人
英語初心者が重点的に学習すべきポイント!
『英語は勉強すべきことが多すぎる』
『どこから手をつければいいの?』
『自分はどの教材を選べば正解なの』と戸惑う方も多いのではないでしょうか。
敷居の高い英語学習において、初心者がまず重点的を置くべき学習ポイントをお話しします。
筆者は、はじめに生徒と下記2つの学習を徹底的に行いました。
1.基本的な単語の暗記
2.基本的な文法の学習
「学問に王道なし」と言いますが、英語も同様です。
まずは、基礎をしっかり固めることが大切です。
筆者の生徒でも、上記の2点を習得したことで、短期間でTOEICスコアを200点伸ばした方もいました。
また、試験対策だけでなく、会話やメールなどの日常的なやり取りもスムーズに行えるようになるはずです。
では、それぞれを学習すべき理由と私が使用した教材をご紹介します。
英語初心者向け単語教材
ネイティブの語彙がどれくらいあるかご存知でしょうか?
なんと“3万語”です!
また、英語学習者は最低でも1万2000語(ネイティブだと小学生の語彙力)が必要だそうです。
そう聞くと単語学習は果てしなく長い道のりに思えるかもしれません。
実際に、単語は英語レベル上級者になったとしても、続けていかなければならない学習項目ではあります。
しかし、日常会話やTOEICなどの試験対策という点からみると、1万語を超える膨大な数を覚えなくても十分対応できるというのもまた事実です。
意外にも、中学校で習う単語だけでも日常会話はほとんどカバーできるのです。
むしろ、そうした基本単語をしっかりマスターすることの方が、難しい単語を知っていることよりも日常会話では重要です。
日本語で考えてみると、「彼は頭脳明晰だ」というのは「彼はとても頭がいい」と簡単な言葉に置き換えることができます。
英語も同様で、いかに自分の知っている簡単な単語で様々な表現ができるかということが大切になります。
そのため、知っている単語の数を増やすことよりもまず、ベースとなる重要単語の意味をしっかり身に着けることがポイントです。
まず、ベーシックな単語帳を一冊覚えきることを目標にしてみましょう!
【おすすめの単語帳】
・1分間英単語1600 石井 貴士 (著)

この単語帳はなんと一語につき一つの訳しか載せていません。
でも、単語のニュアンスさえわかっていれば、相手の会話や文章の意味を推測したりや自分が実際使ってみたりすることはできますよね。
逆に、訳が細かすぎる、類義語や反対語の記載が丁寧な単語帳は、なかなか開く気にならないものです。
この単語帳を使えば、手軽な気持ちで、単語の暗記がおこなえます!
【その他おすすめ教材】
- 世界一わかりやすい英単語の授業 関 正生 (著)

おそらく日本で一番有名な英語講師である関先生の英単語の参考書です。
暗記のコツや、英単語の語源などが紹介されています。
単語を覚える速度を速めるのに役立ちます。
- 海外ドラマはたった350の単語でできている Cozy (著)

こちらは、コラムのように読みやすく、イラストもわかりやすい本です。
英語のドラマは実はかなり少ない単語から構成されていることを知っていましたか?
この本を読むと「単語はたくさん覚えなくてはいけない」という思い込みがなくなります。
英語学習の心理的ハードルを下げるのにおすすめです。
英語初心者向けの文法教材
使い方があやふやでは、一生懸命語彙を覚えたとしても、英語が話せる·書けるようにはなりません。
言語の使い方というのは、つまり文法です。
文法は、その言語の法則集のようなものなので、文法がわからないあるいはあやふやなままだと、自分で文章を組み立てたり、文の意味を正確に理解することができません。
筆者がが家庭教師をしていた時は、年齢に関係なくまず中学生向けの文法書から始めることにしていました。
なぜなら、中学生で習う英文法が、全ての基礎になるからです。
「さすがに簡単すぎる」「それくらいは覚えてる」という生徒もいましたが、実際に始めてみると「意外にきちんと理解していなかった」と驚いていました。
中学生で習う基本時制や5文型などは、それ自体はシンプルですが、複雑な英文やビジネスで使う高度な英語の基礎になります。
「中学生向けなんて…」と軽くみず、まずはここからスタートしてみましょう。
【おすすめの英文法教材】
- くもんの中学英文法―中学1‾3年 基礎から受験まで (スーパーステップ)

あの有名なくもんが出版している英文法の参考書です。
中学三年間で習う英文法が網羅的に紹介されていて、この1冊で、英文法の基礎はほぼ抑えられます。
2ページで一項目なので、手軽に読めるのがうれしいです。
1冊で14章しかないので、1日1章パラパラと目を通せば2週間で終えることができます。
例文も活用しやすいものが多くお勧めです。
- くわしい英文法 中学1~3年 新訂版 金谷 憲 (著)

Amazonで見る
こちらの参考書は、先に挙げた「くもんの…」よりもさらに説明が詳細で丁寧になっています。
英語が好きな方やより深く勉強したい方にはこちらがおすすめです。
くもんが白黒なのに対し、こちらはカラー印刷のため、重要項目などが把握しやすくなっています。
また、多くの人がミスしやすいポイントを紹介するコラムなど情報豊富で役に立ちます。
中学生向けの文法書を1冊覚えるだけと思うと気が楽になりませんか?
負担は少ないですが、英語力向上への効果は抜群です。
1冊終える頃には様々な会話や作文ができるようになります。
最後に : 初心者はこの英語教材
いかがでしょうか。
英語の勉強は一見ハードルが高そうに見えますが、基本的な事項を身につけるだけで飛躍的に向上します。
登場した教材は、初心者にもわかりやすく理解できて、英語の土台もしっかりと形成してくれるものばかりです。
英語はハードルが高いと恐れずぜひ試してみてください。
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